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六本木ヒルズ森タワー52階から、ふりまきます。
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驚きのあたたかさ。うれしさ。
六本木ヒルズ森タワー52階から、ふりまきます。
- ねむの木学園って?
パリ、N.Y.…500万人を魅了した作品とは?
 展覧会概要
ねむの木学園とは
1968年 法律のなかった時代に障害を持つ子のめんどうを見る養護施設として、ねむの木学園設置許可。
1973年 肢体不自由児療護施設ねむの木学園となる。
1979年 ねむの木養護学校(小学部、中学部)開校、ねむの木こども美術館開館。
1982年 ねむの木養護学校高等部開校。
1976年 渋谷、東急百貨店にて初の美術展「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」開催。
1977年 ニューヨークにて同美術展
1987年 パリ市立近代美術館にて美術展「Nemunoki」開催。
1991年 ニューヨーク、ケルン、ローマにて「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」を開催する等、国内外各地で展覧会を多数行う。

ねむの木学園 ウェブサイト
ねむの木学園って?
パリ、N.Y.…500万人を魅了した作品とは?
「だめな子なんかひとりもいない」
 1968年、日本で初めての肢体不自由児のための養護施設を設立してから、宮城まり子学園長が叫びつづけている言葉です。日本のこどもとして幸せに生きる権利をもちながら、様々な理由で生活教育・義務教育を受けられないこどもたちに、感性と感受性を大切にすることで集中力を養う集中感覚教育を施し続け、40年。
絵画・音楽・茶道などにおいて大きな成果をあげ、パリ市立近代美術館での美術展や、コーラスとダンスにおける芸術祭賞の受賞などに結びついているこどもたちの作品を、命のきらめきを、感じてください。
 
あたたかな、こどもたちの絵、まり子先生の視座。
学園ではこどもに絵の描き方を教えることは一切していません。こどもたちはただ感覚を集中して絵を描きます。そこからこどもの豊かな感性が伝わってくるのです。こどもたちそれぞれの個性が、画面いっぱいに広がります。まり子先生の、ひとりひとりのこどもたちへの視座のあたたかさも、胸を打ちます。
としみつの世界
「ねェ、おかあさん、昨夜、ねむらなかったでしょ」
どきんとして、そしらぬ顔で答えました。「あら、どうして」
「だって、つかれている顔だもの。横顔が、疲れているよ」
「そうかナ」
「この間、ぼく、おかあさんがなにか書いているのを通ったとき見たら、000がいっぱい書いてあったの。何を書いてるの、って言ったら、心配しなくてもいいのよ、って言ったけど、お金いっぱいいるんでしょ。ぼくの貯金あげるから、ソウトウの足しにしてね。」
そういって、クッキーの缶をくれました。開けてみたら、「つかってください」と書いた紙片が入っていました。お金とバッジが入っていました。
としみつちゃんが好きなので、もらったバッジはあげていました。すべて入っていました。お金、三千二百円入っていました。私が計算していたのは、学園のこども達のための訓練室の建築費のお金でした。
私はぶるぶるふるえ出しました。とまりませんでした。
「そうねェ、ソウトウの足しになるよねェ。ソウトウの足しよ、ありがとう」私はニューヨーク市長から頂いたバッジだけ、としみつちゃんに返して、お金は彼の貯金通帳に入れました。
「おかあさん」
「ふーん」
「おかあさん」
「うーん」
二人「うん、うん、うん、親子です」二人の秘密のサインです。
としみつくんの作品
つとむの世界
「つとむちゃん」
「はーい、おかあちゃん」
「つとむちゃん」
「はーい、おかあちゃん」
 或る夕暮れ、学園の壁にもたれて、小さなつとむちゃんと長い間、うたうようにいってました。
 日常のなんといっていいか、私はあなたを守っているという気持ちの表現でありました。
 ストックホルムのクルトゥールヒューセットで、ねむの木の展覧会の終わった日、としみつちゃんとつとむちゃんをご褒美にお買い物につれて行ったのです。
 ストックホルムの教育長さんに、日本の茶道を、学校の先生方にみせたいので、また、やってくれないかと言われ、一度日本に帰ったとしみつちゃんとつとむちゃんは、友好のため、こどもの一人旅のフダをぶら下げて南廻りで来たのです。二人だけ、最後の二週間、お点前とおはこびでストックホルムにいたのです。
 腰まであるような大雪の中を、右にとしみつちゃんの手を引き、まったく動けない小さなつとむちゃんを抱え、学園への全員のおみやげの重い赤いロウソクを袋に入れて担いだ私の命がけの雪のストックホルム。
 そしてやっとたどりついたホテルの入り口で、「つとむちゃん」「はーい、おかあちゃん」。強いむすびつきを感じました。
つとむくんの作品
 
あたたかなコーラス
まり子先生とこどもたちの歌声が響きます
ねむの木学園のコーラス
ねむの木学園では、絵画だけでなくコーラス、演劇など、こどもたちの感性を刺激することはなんでもやっています。全身全霊でこどもたちとぶつかり、成長を見守り、一緒に喜び、悲しみ、悩む宮城まり子先生。先生とこどもたちの想いが結実したコーラス、週末に開催予定です。
詳しくは森アーツセンターギャラリーへお問い合わせください。
森アーツセンターギャラリー
TEL:03-5777-8600 (ハローダイヤル)