イベント情報 街のご案内 ショップ&レストラン情報 交通アクセス・駐車場情報 各種サービスのご案内
六本木ヒルズサイト検索
  ホーム > 日本の美術の未来を担う、36組のアーティストが集結。 > パブリックプログラム1
 INDEX
日本の美術の未来を担う、36組のアーティストが集結。
第2回「六本木クロッシング」が始動。
- パブリックプログラム1
パブリックプログラム2
キュレーターとアーティスト
パブリックプログラム1
「六本木クロッシング2007:未来への脈動」展をより楽しむためのパブリックプログラム。ここでは4つのプログラムをご紹介します。
終了したものは報告レポートも掲載していきます。お楽しみに!
出演: 左から/荒木夏実(森美術館キュレーター)、天野一夫(美術評論家・京都造形芸術大学教授)、佐藤直樹(ASYLアートディレクター)、椹木野衣(美術評論家)
日時: 10月14日(日)14:00~16:00 ※終了致しました。
会場: アカデミーヒルズ49 オーディトリアム(森タワー49階)
定員: 150名
料金: 一般1,000円 学生・MAMCメンバー500円
「六本木クロッシング2007」展は4人のキュレーターがそれぞれアーティストを推薦し、激論の末に最終出品作家を決定したものです。パネルディスカッションでは、今回重視したコンセプトや、展覧会の舞台裏などについて4人が語りました。






(写真上)佐藤直樹氏
(写真下)満員の客席
本展キュレーターが推薦アーティストを招き、ギャラリー内で作品について語り合います。

★ 第1回「<像>の生成点」
日時:10月30日(火)19:00~21:00 ※終了致しました。
キュレーター: 天野一夫(美術評論家・京都造形芸術大学教授)
アーティスト: さかぎしよしおう、田中信行、春木麻衣子
3人の作家の作品を見ながら作家とキュレーターが芸術論を展開、普段は聞けない作品の生まれる背景や、作家の作品に対する思いを垣間見ることが出来ました。濃密な時間の流れた2時間、当日の様子をダイジェストでレポートします。

【田中信行氏と作品】
田中氏の出展作品は、白い壁面からにゅっと飛び出す、大きな大きな奇妙なシッポ。美しくて、力強くて、そしてつかみどころが無い、そんな印象を受ける不思議な作品です。
漆を使った作品を発表している田中氏、今回は「滝」をモチーフにした作品を出展していますが、「滝そのものだけでなく、滝のある情景を表現したい」と氏。漆という素材そのものに魅せられていて、漆ならではの表現を求めていると共に、その美しさのあり方を、もっと世界にアピールしていきたいと語ってくれました。たとえば田中氏は「羊羹」の質感を美しく感じるそうですが、そのような日本人の感性は素晴らしいし、「素材」というものを突き詰めて行くとそこに加飾は要らない、という言葉に同感。
(写真・左)さかぎしよしおう氏と作品
(写真・中)右:田中信行氏 左:天野一夫氏
(写真・右)春木麻衣子氏
【春木麻衣子氏と作品】
見えるか見えないか、ぎりぎりの中にうっすらと何かしらの像が現れている写真作品を発表している春木氏にとって、初めてポートレートの色合いを帯びた作品が今回出展されています。
独特の写真表現を続ける氏の作品を、天野氏は「他に何も見えていないのに、豊かな空間性を感じる」と評しますが、春木氏は対象物の特性を切り取っているだけだ、と言います。何も加工しない素のままのフレーム、素のままのプリントには静かで強烈なインパクトがあります。フレームの構造は無意識にそれと感じるままに選び、あとは光や時間を選んで、ここぞという時にシャッターを切っているそうです。ストイックでありつつ、その奥に暖かな静謐さ感じる作品そのままの作家の姿が印象的でした。
      (写真・左)参加者が田中氏の作品を見ながら、作家の話を聞きました
      (写真・右)キュレーターとアーティスト、全員でセッショントーク
             時にわきあいあいと、時に真面目な芸術論が展開されました
【さかぎしよしおう氏と作品】
白と青の磁土で出来た、様々な形をかたちどる手のひらサイズの小さな作品たち。さかぎし氏はもう5,6年、磁土を使った作品を作られているそうです。スポイトに入れた磁土を一滴だけたらす、半渇きの状態になったら次の一雫を…気の遠くなるような作業を繰り返し、磁土の粒を積み上げます。この雫の集合体を制作できるリミットはせいぜい2ヶ月、磁土が乾いてしまうと、窯で焼く際に割れてしまうから。
作品の制作にあたっては余計なことを考えず、ただひたすら手を動かすのみだというさかぎし氏。作品のカタチについても、意図しているものではなく、磁土の雫たちから生まれ出でてしまう形なのだそう。考えていることも伝えたいことも無い、それでも作品というものは生まれてきてしまうもの、強いて言えば、芸術とはそういうものではないか、というさかぎし氏の言葉に作家の持つ深い芸術性を感じました。

★ 第2回「アート?デザイン?エンターテイメント?」
日時:11月6日(火)19:00~21:00 ※終了致しました。
キュレーター: 佐藤直樹(ASYLアートディレクター)
アーティスト: 飴屋法水、伊藤ガビン、田中偉一郎、辻川幸一郎
キュレーター佐藤直樹氏の進行で、4人の作品を順に見ながらその都度アーティストのお話を聞くという形式で進められていきました。
(写真左)作品解説する田中偉一郎氏
(写真右)左:佐藤直樹氏 右:辻川幸一郎氏
      辻川氏の映像作品の下で床に座って鑑賞&トーク
始めは飴屋法水氏。彼の出展作品は、ぶら下がっている大きな鉄球と、その下に木彫の3匹の猿と巨大なマッチ棒。「今までで一番自分でも分からない作品になった」と飴屋氏が明言されると難しそうだった作品にも親近感を覚えました。ちなみに、木彫の猿は「見ザル聞かザル言わザル」だとのこと、どれがどれか探してみてくださいね。
次は田中偉一郎氏。所狭しと作品が展示されています。「表札」という家族の構成=プライバシーを門前に掲げるツールをモチーフにした「子づくり表札」には、作家夫婦の名前の後に延々と子ども達の名が続きます。また、普通は「目を入れる」存在であるダルマの目が抜け落ちた「目落ちダルマ」など、一つ一つを気楽な感じで、でも丁寧に解説していく田中氏に作品への愛着を感じました。
3番目の辻川幸一郎氏はミュージックビデオ3本を出品。コーネリアスなどのPVを手がけている映像ディレクターの辻川氏の作品は、どれも素人目ではどのように作られているか全く分らないCG作品ですが、どこか温かな不思議な雰囲気が漂います。作家の人間性がにじみ出ているのでしょうか。
最後は伊藤ガビン氏。出展作品は、主人公が延々と続く道(時々、草が生えていたり人が寝転んでいたりする)を歩き続けるだけのテレビゲームです。本人曰く、実はゲームは好きではなく、だからこそやるならほんのちょっとした変化さえあればいいのだそうです。作品の中に現れるちょっとした変化は、確かにゲーム内容には影響ない微細なものですが、そのディティールの細かさや、道のはるか彼方から徐々に現れてくる物体の登場のさせ方などに、作家のこだわりを感じました。
5人でのセッショントーク時には、伊藤氏が着用していた「佐藤直樹」とプリントされた自作Tシャツを披露したかと思えば、田中氏のTシャツも10円玉をプリントした自作Tシャツだったり!と、この日のアーティスト達の雰囲気を反映したような、リラックスムードの2時間でした。
(左奥から)佐藤直樹氏、辻川幸一郎氏、伊藤ガビン氏、田中偉一郎氏、飴屋法水氏
伊藤氏の着ているのが「佐藤直樹」Tシャツ、田中氏は10円玉プリントTシャツ


★ 第3回 「旅する作品、変化する物語」
日時:12月18日(火)19:00~21:00 ※定員に達したため受付終了致しました。
キュレーター: 荒木夏実(森美術館キュレーター)
アーティスト: 小粥丈晴、東恩納裕一、眞島竜男
会場: 森美術館53階展示室内
定員: 各回80名(要予約)
料金: 500円(別途展覧会チケットが必要です)
様々な表現が「交差(クロッシング)」する本展にふさわしく、音楽や映像によるアートを体感するクラブイベントをスーパーデラックスと共催で行います。各界で活躍し注目を集めている本展参加アーティスト:エンライトメント、宇川直宏が贅沢な空間を演出します。

★ 第1夜 ★ 第2夜
出演: エンライトメント、大沢伸一、ほか 出演: 宇川直宏、ほか
日時: 11月9日(金)20:00~深夜
※終了致しました。
日時: 11月30日(金)20:00~深夜
※終了致しました。

会場: スーパーデラックス
定員: 各回200名(要予約)
料金: 一般・学生 3,000円 MAMCメンバー 2,500円