街中に点在するアートワークや、デザイン作品。 カラフルな彩りを街に添え、楽しい散策を提供するほか、文化都心の形成に積極的な役割を果たしています。
街中に点在するアートワークや、デザイン作品。 カラフルな彩りを街に添え、楽しい散策を提供するほか、文化都心の形成に積極的な役割を果たしています。
六本木ヒルズを東京の文化の中心地にしようというアイデアの一環としてスタートした「六本木ヒルズパブリックアート&デザインプロジェクト」。 敷地内の各所に20人以上の世界的アーティストやデザイナーに特別に創作を依頼したもので、「文化都心」というテーマに相応しい大規模な計画が街全体に展開されています。
アートとデザインの境界を越えた、美しく、機能的な作品が、創造的な文化都心の景観を形づくっています。
六本木ヒルズのパブリックエリアには、森美術館監修による6作品が、またテレビ朝日敷地内には建物の設計を担当した槇文彦氏が選定した3作品が設置されています。街角の身近な場所で、世界的なアーティストの作品をお楽しみください。
66プラザで一層目を引く高さ10メートルの巨大なクモは、世界中から人が集まり、新たな情報を紡ぐ場の象徴です。
人間の身長をはるかに超える巨大なバラ。六本木ヒルズの愛と美のシンボルとして66プラザに林立しています。
ガラススクリーンに浮かぶデジタル数字が、人々のイマジネーションを呼び起こします。
テレビ朝日エントランスホールのために制作された、カラフルで躍動的なサークルのイメージ。
さくら坂公園のあちこちに子どものロボットが出現。44体のロボットで構成されたタワーは、夜間には目や胸の部分が光ります。
中国の故事に由来する作品。身近な原風景として存在する岩山と水景を立体化。
シンプルで素朴な形と素材でありながら、多様な表情を醸し出す。
・六本木ヒルズと森美術館の10周年を記念し、歴史ある毛利庭園の池に佇みます。
・ハート形に弧を描く金箔の連珠は、毛利池に沿って歩いて行くと徐々にメビウスの輪にも見えます。
・四季折々に変化する日本の自然、そして毛利庭園という江戸時代から続く歴史的景観になじんでほしい。(作家より)
六本木ヒルズのメインストリートけやき坂通りとさくら坂通りの歩道上には、13人のデザイナーのコラボレーションから生み出された世界初の試み"ストリートスケープ"計画が実現されています。心地良い散策の途中でぜひ"アート"を体感してみてください。
ジャズの名曲をタイトルに持つベンチは、モノからある種の重力を取り除きたいと考えてデザインしたもの。
歩道と車道の間にあり、デザインと建築の間の境界に設置されている。
無限のループの隙間に、地面から伸びるアイビーが絡みながら成長する。
沢山の人や車が行き交う街中に、遮断されたプライベートな空間を望む人達のためのスペース。
水の中にガラス片を入れた時、その輪郭がだんだんと消えていくように、雨の日にはまるでその姿が消えるかのように見える椅子。
デザインコンセプトは、ベンチそのもの。好奇心を持たせるものではなく、環境とのバランスを意図している。
都市の「森」に浮かんだ大きな水面であり、その上に広がっていく<波紋>をイメージしたもの。
坂道の途中に現われる足元にカラフルなストライプが敷かれたベンチは、「はいはい」から「よちよち歩き」まで、いろいろな歩き方にあわせたデザインです。
枝を広げた木が森のように広がり、強い日差しから親子を守り、この場所でゆっくりとくつろぎながら時間を過ごせることを願ってデザインされています。
《デイ・トリッパー》は、寄りかかったり、座ったり、しゃがんだりなど、日中人々が様々にとるポーズの研究に基づき、7種類のポーズと、テーブルや椅子といった家具が一体となっています。ヨーロッパの尺度と文化を濃縮し強調するため、ピンクの地に、白い花をプリントしベンチの表面を覆っています。