ROPPONGI HILLS
GOURMET RESTAURANT
うなぎ
店内に入り左手にある障子奥の半個室は、まるで宮崎アニメの世界に迷い込んだような空間。というのもこちらの個室、障子や欄間などの建具はオーナー自ら古民家を丸ごと買取り、その一部を移築したもの。照明も柔らかな色合いで、席に着くとホッと落ち着き、リラックスすることができます。料理は日本の誇るパワーフード、鰻。調理法は関東では珍しい、腹側から一気に裂き、そのまま金串に刺して備長炭で直焼きをする関西風の「地焼き」。オーダーから出来上がりまでの時間も短いので時間に制約があるシーンでも安心です。
日本ならではの美意識が感じられる襖のシルエット。ぼってりと厚みのある木材が温かみを感じさせてくれます。木材から掘り出し作られた折敷は現代では手にいれることが難しいアンティーク。飴色の艶が魅力です。メインダイニング側の入り口の障子は締め切ることも可能。
店内入り口正面のカウンター席からは鰻の焼きあがる過程を眺めることができます。香ばしい香りに食欲を刺激されつつ杯を傾け、焼き上がりを待つのは鰻店ならではの至福の時間の過ごし方です。