Interview
装いが軽くなる春は
色鮮やかな小物で
気分を上げていきたい
- “春を感じる華やかな小物”をセレクトしていただきましたが、この春はどんなアイテムに注目していますか?
- 白幡 啓(以下S):装いが軽くなる春は、色鮮やかな小物を積極的に取り入れて、気分を上げていきたいと思っています。クローゼットが華やかになると、気分も変わりますよね。店頭に並んでいてパッと目を惹かれるものとの出会いは大切にしたいです。ジャケットとパンツという私の定番のスタイルを、明るくアップデートしてくれるアイテムに注目しています。
- お洋服や小物だけでなく、香りや寝具など、ライフスタイルグッズも気分を上げてくれるアイテムですよね。
- S : そうですね。いつも使っている寝具やタオルなど、肌に触れるものは新調するだけで気分をリフレッシュできます。香りも同じです。身体につける香りはずっと同じものを使っているんですが、お部屋の香りは気分に合わせて新しいものに挑戦していきたい。基本的にはアンバーな甘い香りが好きなのですが、冬は重くて暖かみある香りを選んでいたところを、春はもう少しフレッシュな軽い香りに変えてみるなど、春ならではの朗らかな気持ちを家の中でも感じたいと思っています。
- 大人の女性として、白幡さんが日々の装いのなかで大事にしていることを教えてください。
- S : 大人になり、年齢に合わせたファッションを楽しむために大事にしているのが“ほどよい”というキーワードです。ほどよく流行に合わせて、ほどよく遊び心があって、ほどよく質の良いものも取り入れて。例えば、品の良いカシミヤのコートに、カジュアルな同色のスウェットを合わせて、さりげない違和感を楽しむ。そんなバランス感覚を大切にしています。