Interview

華やかなアイテムは
ホリデーシーズンならでは

ホリデーシーズンということで、ファッションのプロフェッショナルの視点から、“今ギフトとして欲しいもの”を選んでいただきました。アイテムを選ぶ上で共通するキーワードはありましたか？

一ツ山 佳子（以下H）：ワクワクするホリデーシーズンならではの “フワ・モコ・キラ”な品を選びました。デイリーユースで着られる服や実用性あるバッグなどではなく、持っていて可愛い遊び心のある服や小物などのアイテムですね。クリスマスのキラキラしたネオンを見ると、普段なら選ばない派手なものにも挑戦したい、楽しみたいという気持ちになる。いつもの自分のルールの中ではあまり買うことのないアイテムだから、ギフトで贈られたらなお嬉しい。もちろん誰に贈ってもらうか、というのもありますけどね（笑）。

クールな印象のスタイリングが多い一ツ山さんのスタイルから考えると、意外なチョイスでした。

H : メンズライクでオーバーサイズのジャケットとシンプルなボトムスにトレンド感のある遊び心のある小物を一点投入するのが、私の基本スタイルなので、そんなウエアとも相性が良く、なおかつインパクトあるモチーフがデザインされたホリデーらしい遊び心があるアイテムを選びました。パーティが多くなってくるシーズンに、華やかなスタイルが作れるアイテムです。でもいずれのアイテムにも共通しているのはモダンで上質であるということですね。

上質なものを選ぶということは、大人にとって大切なことですよね。

H : やっぱり劣化するものではなく、時間とともにその変化も美しさとして楽しめるもの、一緒に歳を重ねていけるものに惹かれます。先日引っ越しをしたんですが、捨てるもの、残すものを決める時、結局昔からずっと持ち続けているものが多く残ったんです。金額の高い、安いは関係ない。質の良いものはずっと残したいし、残るんだな、と思います。

六本木ヒルズ
=知的でクリエイティブな大人の空間

5つのショップで、ホリデーに欲しいギフトを選んでいただきました。六本木ヒルズには普段から来られますか？

H : 自宅が近所なので、本当によく来ています。仕事柄ファッションアイテムのリースでもよく来ますし、ショッピングはもちろん、食事もできて、映画も観られる。一つの場所で色々楽しめるのがいいですよね。

ご近所なんですね。特によく足を運ぶお店はありますか？

H : ボッテガ ヴェネタ、ステラ マッカートニー、エストネーションは特によく来ていますね。常に色々なポップアップイベントが開催されているので、ふらりと来る時もあるし、友達のプレゼントを探す時にも便利。キャンドルや香りのアイテムなど、アパレル以外のお店も充実してますよね。

六本木ヒルズにどんなイメージを持っていますか？

H : 洗練された大人たちが集まる場所。美術館があるのでカルチャーも感じます。ただの商業施設ではない、知的でクリエイティブな雰囲気を持った大人の空間という印象です。いつ来ても迷ってしまうんですが、その空間演出も面白い。時間のあるお休みの日に来ると、それが楽しめるのもいいんです。