Interview
これまでの人生で、
全部の柄を着た気がします
- リゾート感ある大人の柄の着こなしを提案していただきました。大人が柄のウエアを着こなす上でのポイントを教えてください
- 熊谷 隆志(以下K):やっぱり少し暑苦しくなりがちなので、柄 on 柄はできるだけ避けることですね。“トップスが柄ならボトムスはシンプルに、ボトムスが柄ならトップスはシンプルに”というのがセオリーです。若く見えがちな柄もシンプルなアイテムを合わせれば、大人の雰囲気を出せると思います。上質なアクセサリーを1つつけるだけでも凄く変わりますよ。もちろんお洒落に自信がある人は、柄と柄をぶつけるのもありだと思います。
- 熊谷さんはよく柄のウエアを着られている印象がありますが、どんな柄が特に好みですか?
- K : 今は基本的にアロハが好きなので、柄にこだわらず色んなアロハを沢山持ってます。僕のファッションの入り口はトラッドだったので、柄といえばロンドンストライプや、ギンガムチェック、マドラスチェック、タータンチェックだったんですが、年を重ね、それがドットになり、アロハになり…。これまでの人生で全部の柄を着た気がしますね。
- 今季注目の柄はありますか?
- K : 去年は草間彌生さんの影響もあって、ドット柄が注目されていたと思うんですが、今年は個人的には自身の原点であるマドラスチェックが気になっています。